日本の子どもが現地の子どもをレポートする【友情のレポーター】とは? ー頑張ってる人の毎日を応援する番組「KiKYU」ー

2023.04.02 プレビューアイコン271

頑張ってる人の毎日を応援するSNS「KiKYU」と連動しスタートした番組「KiKYU」。

2023年4月2日(日)配信スタート分の内容をお届けします。

[配信日:2023年4月2日(日)]


出演者(敬称略)

◇司会進行

 あべこうじ

◇ゲスト

 認定NPO法人 国境なき子どもたち 清水匡(しみず きょう)



第二部スタート!



今回も引き続き、認定NPO法人 国境なき子どもたちの清水さんに、お話を伺ってまいります!


前回は清水さんから団体設立から世界の子どもたちの現状を伺いました。


前回記事はこちらから

世界の子どもたちの貧困に向き合う認定NPO団体 国境なき子どもたちを応援! ー頑張ってる人の毎日を応援する番組「KiKYU」ー


今回はNPO法人 国境なき子どもたちの行う取り組みについて、より深堀りし、詳しく伺っていきたいと思います!



「国境なき子どもたち」で力を入れている取り組みは?



認定NPO法人 国境なき子どもたちは、主に海外の子どもたちの支援を行なっていますが、

その特徴として、同時に日本の子どもたちに対してもいろいろな機会を提供しているそうです。


清水さん

ともに成長するためにという理念があるんですけれども

現地の子どもたちだけではなくて、日本の子どもたち、日本の我々も一緒に成長していこうね、という理念なんですね」


一体どのような取り組みなのでしょうか。



「友情のレポーター」とは?



認定NPO法人 国境なき子どもたちの取り組みの中に「友情のレポーター」というプログラムがあります。


それは、11歳から16歳くらいの子どもたちの中から公募で選び、NPOの活動地に1週間から10日ほどレポーターとして派遣し、現地の子どもたちと友情をはぐくみながら取材をするというもの。


現地では路上生活の子どもとのふれあいやスラムの家庭訪問などを行ない、そこで聞いたこと、見てきたことを日本に帰って伝えます。


選ばれた子どもの活動は、取材がメインになりますが、取材の時しか通訳は入らないのだそうです。

それでも子どもたちは一緒に遊び、仲良くなっていくのだとか。



危険なところはないの?



海外の支援が必要なエリアへの派遣は危険なのでは?と心配に感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。


気になって清水さんにお聞きしたところ、

紛争地やテロが多いところは渡航先に選ばないそうです。


ただ、それでも治安は日本より悪いところばかりなので、子どもたちだけで歩かせることはなくスタッフがついているそうです!



現地の子どもの反応は?



レポーターとして現地へ行く日本人の子どもにとって、とても貴重で素晴らしい体験になることは想像がつきますが、現地の子どもにとってはどうなのでしょうか?


清水さんによると、

現地の子どもたちにとっては、日本人の子どもと触れ合うことで、日本語や英語を勉強し始めたりするなど、勉強のモチベーションになるのだそうです。


心が通じて仲良くなっても、実際に言葉が通じないと、伝わらないもどかしさがあり、それが勉強のモチベーションにつながっていくのだとか。


自分の身の回りの狭いところだけしか見えなかったところに、我々日本人が行くことで、現地の子どもたちの世界が広がっていくといいですね。



実際にあったエピソード



「この友情のレポーターの活動って、成功談、失敗談があると思うんですが…」と切り出し、実際のエピソードを聞き出すあべさんに、

実際にフィリピンでの活動の時にあったできごとを清水さんが話してくださいました。



それはフィリピンで活動を行なった最終日のバスの中。


レポーターをしていた日本人の男の子が泣き出してしまったそうです。


仲良くなった現地の子たちとのお別れが寂しいのかと思って聞いたところ、

「僕はわがままだった」と。


好き嫌いでごはんを残したり、お手伝いをしなかったり。

そんな自分がすごく恥ずかしい、帰ったらお母さんに謝ります、というようなことを言ったのだそうです。


これには清水さんももらい泣きしそうになってしまったということでした。



現地の子どもの変化



一方で現地の子どもにも変化が出るそうです。


例えば、何かをするにも、グループの端っこにいたような子が、レポーターの子と仲良くなることで、だんだんと前に出て、リーダーのようになっていくことも多いのだそう。


外国人の子と仲良くなれたり、向き合ってくれる友達がいるとわかる喜びから自信を持ち、

自分で作っていた壁を取り払っていけるのかもしれませんね。



レポーターをやりたい人へ



コロナ禍で3年くらい活動ができていなかったそうですが、今年は「友情のレポーター」活動を再開する予定だそうです。


配信日(2023年4月2日)現在ではまだ告知はされていませんが、

今後ホームページで告知がされた際にはぜひご応募ください!


国境なき子どもたち ウェブサイトへ



最後にこの取り組みへの想いがあればどうぞ!



清水さん

共に成長するためにというのが国境なき子どもたちの理念で

現地の子どもたちだけではなく、我々も含めて日本の人たちも一緒に成長していきたい。

そういった中で現地の子どもたちも、自分の将来に向かってのモチベーションになりますので、

ぜひ参加していただくことで一緒に成長していけたらと思っています。」


国境なき子どもたち




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頑張ってる人の毎日を応援し合うSNS「KIKYU」


今回お届けした「KiKYU」2023年4月2日(日)配信分の内容では、認定NPO法人 国境なき子どもたちの清水さんからお話を伺いました。

海外に支援を行うだけではなく、日本の子どもたちの成長にもつながるという、双方にとって良いことづくめの活動について伺いました。

こういった素晴らしい活動は、どんどん広げていっていただきたいですね!


認定NPO法人 国境なき子どもたちのこれからの活躍に期待をしつつ、KiKYUと共に応援していきましょう!


世界の状況は、現状で決して楽観視できるものばかりではないかもしれません。しかし、1人ひとりの「頑張ってる人を応援したい」「夢に向かって頑張りたい」という気持ちが大切にされ、増えていけばきっと、まずは1人の周りからポジティブな輪が広がっていくのではないでしょうか。

 

頑張ってる人の毎日を応援する番組「KiKYU」では、毎回いろいろな夢や目標を取りあげながら、頑張ってる人を全力で応援していきます。見るだけで元気になる番組「KiKYU」。今後の配信もどうぞお楽しみに!

  


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