誰かに感謝を伝えたい、なりたい自分に近づきたい、夢は十人十色でそれぞれです。
今回は「自分自身が健康でいる」という夢をご紹介します。
自分が健康でいることが、実はだれかの夢を叶えることもでもある。
親子の温かい心を感じられる、そんなストーリーです。
夢を応援し見守ってくれた両親
私の家は経済的に余裕がなかったのですが、私が大学に進学したい思いが強かったので夫婦共働きで進学させてくれました。
さらに大学の交換留学生に選ばれたことで家計に負担をかけてしまいました。
当初は猛反対だったのですが、最終的には「頑張っておいで」と背中を押してくれたのです。
当時の私は親に甘えきっている子どもでした。
家庭の状況が分かっているのに諦めることができず、自分の気持ちを押し通そうとしていたのです。
今思うと、そんな私のことをただ見守ってくれた親の愛情は大きいと驚くばかりです。
父との関係が突然変わった日
私が25歳の時に突然の事故で父が亡くなりました。
当時、私は家を出て一人暮らしをしていましたが、一緒に暮らしていた母にとってはものすごくショックで、しばらく何もできない日が続きました。
実は、私はというと、物心ついてから父との間では会話がほとんどなく、たまに帰省しても言葉を交わすことは滅多にありませんでした。
2人になるとお互い気まずさを感じて、どちらかが席を立つほど。
1人暮らしを始めてからたまに実家に電話をしても父が出ればすぐに「お母さんに替わって」と、父とはほとんど会話をしませんでした。
今になって思うと、父が好きだった野球を見に連れて行ってあげればよかった、もっと話をしておけば良かった、もっと優しくしてあげれば良かったと後悔することばかりです。
今も家族で夕食を食べる時に、ここに父がいればなと思うことがあります。普通の和やかな時間を一緒に過ごしたかったと思っています。
夢は自分が元気でいて、父の分まで母を大切にしていくこと
親は年をとりいつまでも元気ではありません。
日ごろから連絡を取ったり、一緒に思い出を作ったりしておくことをおすすめします。
私自身が年齢を重ねていくにつれ、親には「もっとあんなこともしてあげれば良かったな」と思うことが多くなってきました。
母に尋ねると、子どもが元気で幸せでいてくれることが一番の親孝行だそうです。
私はもう後悔しないように、父の分も母を大切にしていこうと思っています。
大切な人を失い気づいた大きな夢
今回ご紹介した方は、お父さんに恩返しをしたくてもできない、ということに後悔の念をいだいていました。
しかしお父さんを失ったからこそ、お父さんの分までお母さんを大切にしたいという気持ちを強く持てるようになりました。
また、お母さんの言葉から「自分自身が健康でいること」も大事な夢になっているようです。
こんな風に、夢は身近な場所にもたくさんあるのかもしれません。
日々や大事な人に気づかせてくれる身近な夢や目標も、大切にしていきたいですね。
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