頑張ってる人の毎日を応援するSNS「KiKYU」と連動しスタートした番組「KiKYU」。
2023年3月19日(日)配信スタート分の内容をお届けします。
[配信日:2023年3月19日(日)]
出演者(敬称略)
◇特別応援団長
あべこうじ
◇司会進行
曽田茉莉江
◇ゲスト
株式会社イースマイリー 代表取締役 ソーシャルインパクトデザイナー 白メガネ 矢澤 修(やざわ おさむ)
応援団長あべこうじが、株式会社イースマイリーを応援!
今回のゲストは、自治体や企業と共に子ども向けの絵本などを共創されている会社、株式会社イースマイリーの矢澤 修さんにお越しいただきました!
まずはその肩書に、「長い」「いろいろ入ってきたな」とつっこむ応援団長のあべさん。
それもそのはず、矢澤さんの肩書は、上記に記載のとおり
「株式会社イースマイリー 代表取締役 ソーシャルインパクトデザイナー 白メガネ」
司会のマリエさんも、「白メガネ」というフレーズのインパクトで社名が頭から飛んでしまったと言いますが、無理もありませんね。
そんな面白い肩書きの矢澤さんの会社、イースマイリーでは、
「絵本を作る」といっても、いわゆる出版社から販売されるような絵本とは違った形で活動をされているようですよ!
さっそく詳しく伺っていきましょう!
イースマイリーってどんな会社?
矢澤さん
「子どもが楽しく学べるような、社会課題をテーマにした絵本をNPO法人さんと一緒に作ったり、
地域のことをより知ってもらうために、自治体さんと絵本を作ってそれをお子さんがいるご家庭にお配りしたり」
「そういった社会課題を解決するために、何か事業を作りたいっていう事業会社さんと一緒に共同共創しながら新しい事業のモデルを作ったり」
と、肩書の面白さからは一転、とても真面目で素敵な取り組みをされていらっしゃるようです!
そんな活動にはどんな背景があるのでしょうか?
どんな想いで作られた会社?
イースマイリーさんのコーポレートビジョンは「みんなと笑顔を作る」ということなのだそうです。
それは
イースマイリー=いい笑顔を作る
というように社名にも表れていますね。
矢澤さんによると、コーポレートビジョンの中で「みんなと」とつけているのがキモなのだそうで、
「自分だけじゃなくて自分と誰かだったり、誰かと誰かっていうのをマッチングするようなご支援をすることで、もっと影響力のあるインパクトのあるようなことができるんじゃないか」
「絵本と社会課題と企業さんをうまく合わせると、たくさんの人にそういった絵本を読んでもらう機会が作れるんじゃないか」
という考えで、事業共創などをされていらっしゃるそうです!
4人兄妹のうち2人が重度心身障害として生まれて
「子ども」というワードが良く出てくることに気づいたマリエさん。
「なぜ子どもに着目されているんですか?」との質問に、
社会課題を解決するために、なぜこういった会社をしているのかという会社の原点となるご自身の境遇から話してくれました。
なんでも矢澤さんは4人兄弟の次男で、一番上の兄と一番下の妹が重度心身障害をもって生まれてきたのだそうです。
矢澤さん
「30年以上前の、まだ障がい者とかに対して風当たりが強い中に、共働きで、子ども4人いて、うち2人が障がい者って、
自分も今親になって考えると、もうめちゃくちゃカオスな中で子育てをしてくれた親の背中を見て育ったっていうのが強い原体験(となっている)」
歩くこともなく行動制限のある2人の兄妹でしたが、お兄さんの葬儀には500人、妹さんの葬儀には700人もの人が参列し、葬儀屋さんにも「まるで社葬です」と言われたほどだったとか。
矢澤さんは、このように、障がいのあるなしに関係なく、別れを惜しんでたくさんの方が来てくれたという状況を、子どもの頃に目の当たりにされたのでした。
そしてそういう兄弟がいたからこそできた経験や出会いが、今の矢澤さんの価値になっているそうです。
しかし
「そういったのって学ぼうと思って学べるものでもないし、作ろうと思ってできる環境でもないから、何かそういうきっかけをどうにか作れないかな」と思われたのが、この会社の最初の背景なのだとか。
子どものうちにそういった接点づくり、きっかけづくりをし、親が子どもと一緒に学べる環境を作れたら、「もう少し世の中が明るくなるんじゃないかな」と考えているため、子どもにフォーカスされているということなのでした。
矢澤さんのプライベートでの目標とは!?
聞けば、小学生5年生の息子さんと一緒にTシャツ屋さんをされているという矢澤さん。
ご自身の体験から、身体的特徴はいじめにつながりやすいと感じていた中、
「これは自分の中の強みだ!」と思えるものを何かひとつ持っているだけで、そんなことが気にならなくなるという体験もされ、
身長が低い長男に対して、別の「自信をつけるアクション」を後押ししようということで始めたそうです。
絵が好きな息子さんの絵をTシャツにして売り、利益をお小遣いとして貯めた結果、
3年を経て、最近なんとNintendo Switchの高いモデルを購入できたのだとか!!
息子さんにとっても、自分で稼いだお金で購入できたことは大きな自信になっているそうで、そういった経験をたくさんの子どもにもしてほしい、と、プライベートの目標の話も、ご自身の仕事にジワジワとつながっていってしまう矢澤さんなのでした。
それだけそういった活動が矢澤さんの日常に溶け込んでおり、使命なのですね!
子どものうちに、仕組みを理解したり、チームで頑張ることを身に着けられるような体験を…例えば、
「昔の街並みを見ると、家で商売やられてて、
その商売を息子さんとか娘さんが手伝うみたいな瞬間ってあったじゃないですか。
そういう感じをもう1回デザインできるといいな」
と目を輝かせていました。
頑張っているみなさんへのアドバイス
矢澤さん
「何事もやってみないとわからないとわからないと思っているんです。
それが、困難であるかどうかとかも、頭ではいろいろ考えちゃうんですけど、
実はやってみたら案外大したことなかったってこともたくさんあったり、
困難にぶつかっても絶対解決する糸口があるので、
そこら辺を胸に、まずはやってみるっていうことから始めてみてはいかがでしょうか」
素敵なお言葉をいただきました。
矢澤さんにとって「応援」とは?
何かをしてあげるのではなく、一緒にやること。
「あなたの活動に興味があって
あなたの活動をより推進させるために自分ができることをやる」こと。
相手の活動に興味がないと、いい後押しができないので、
相手のことを知って、その活動を自分事として成長させようと思う意思が応援なのだと話してくれました。
最後に宣伝・告知があればどうぞ!
イースマイリーさんではNPO団体や自治体と一緒に絵本を作り、そこへ企業のスポンサーを入れ、地域の学校に配るなどといった活動をされています。
矢澤さん
「そういったスポンサーになってみたいなっていう方、企業さんがもしいらっしゃったら、ぜひご連絡いただきたいなと思ってます。」
興味のある方は是非ウェブサイトから問い合わせてみてください!
株式会社イースマイリー / eSmiley | みんなと笑顔をつくる会社
今回お届けした「KiKYU」2023年3月19日(日)配信分の内容では、株式会社イースマイリーの矢澤さんからお話を伺いました。
子どもの頃の原体験を事業に昇華し、さらに子育てにもつなげているとても素敵なお話でした!
株式会社イースマイリーのこれからの活躍に期待をしつつ、KiKYUと共に応援していきましょう!
世界の状況は、現状で決して楽観視できるものばかりではないかもしれません。しかし、1人ひとりの「頑張ってる人を応援したい」「夢に向かって頑張りたい」という気持ちが大切にされ、増えていけばきっと、まずは1人の周りからポジティブな輪が広がっていくのではないでしょうか。
頑張ってる人の毎日を応援する番組「KiKYU」では、毎回いろいろな夢や目標を取りあげながら、頑張ってる人を全力で応援していきます。見るだけで元気になる番組「KiKYU」。今後の配信もどうぞお楽しみに!
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