夢や目標を叶えるときに、もっとも効果的なことは、仲間の存在であると思います。
ひとりで夢に向かうのに比べて、何倍も叶えられる確率を上げられるのが仲間の存在ではないでしょうか。
今回はそんな仲間の見つけ方と、自分の経験に基づく「仲間がもたらす夢実現への効果」をお話ししたいと思います。
目標にする仕事をすでにしている人を見つける
人は小学生ぐらいになると、将来へ向けて、夢や目標を持つようになります。
そんな時、1番大事な事は「目標にする人物がいる」事です。
例えば、父親が警察官の場合、子供も同じ仕事を目指す事が多いですよね。
この例でいくと、目標は父親ということになります。
他にも学校内を探すと、親が警察官だという子供がいる事もあります。
同じ目標を持っていたり共通点などがあると、そこから関心を持ち、仲良くなる事もあります。
目指す夢や目標が同じ人は、探してみると意外と近くにいる事も多いのではないでしょうか。
目標にする場所にいる
社会へ出ると、人は仕事をする義務があります。
将来の夢、目標があれば、その仕事に携わる事から始めましょう。
医師になりたい人は、医師になる大学へ行き学ぶはずです。
スポーツなら、プロを目指すためにはその競技のチームに入る事が基本です。
夢への道筋にある場所に身を置くことで、同じ夢を持つ仲間と出会うことが容易になります。
例えばスポーツを例にすると、
小学生、中学生、高校生と、同じスポーツチームでプレーすれば仲間ができます。
意識的に身を置いたのではなく、ただ楽しくてやっていただけだったとしても、技術が向上し、活躍できれば、将来の夢、目標と定まってくるかもしれません。
そして、おそらくチーム内には同じ夢を目指す仲間がいる事でしょう。
会話中、将来の話、目標がある事を知り共感から意気投合します。
仲間からライバル心も生まれ、お互い切磋琢磨しあう事で夢に近づけるようになります。
目標にする場所に身を置くことで、夢への道が開けてきます。
SNSで交流する
近年、インターネットの発達から全国の人と交流する事が出来るようになりました。
SNSが発展し、ブログ、ツイッター、インスタグラムなどで、全く接点のなかった人たちと繋がる事も可能です。
同じ夢、目標がある人は、それをSNSで発信する事で、共通する夢を持つ人物が現れます。
例えば、ツイッターなどは、自分の夢や目標を中心にした内容を発信すれば、すでにその仕事をしている人や、同じく目指している人などがフォローしてくれる事が出て来ます。
そういった人物と交流していくことで、仲良くなり共有出来るはずです。
SNSは、共通点がある人と気軽に結び付きやすい便利なツールですね。
共に努力した仲間がいた
私は、子供の頃から野球に打ち込んでいました。
高校生になると、私立の強豪校に入り、寮生活を送りながら毎日ハードな練習をしました。
当時の目標はもちろん甲子園!
そのために県外からも甲子園を目指して入部する人もいました。
しかし甲子園を目標に3年間頑張りましたが、残念ながら叶えることはできませんでした。
夢は叶えられなくても
しかし野球だけに打ち込んだ3年間で得たモノも多くあります。
ある日の練習後、私は再びグラウンドへ戻り、走りました。
すると仲間の部員が後から来て、一緒に走ってくれました。
その部員は、走りながら私に向かってこう話し掛けて来ました。
「甲子園行こうや。」
その部員は甲子園を本気で目指していました。
私は、その言葉に心が熱くなり言葉を返しました。
「うん。甲子園行こう。」
お互いに励まし合いながら努力したことは、今でも忘れられない思い出です。
甲子園出場の夢は達成出来ませんでしたが、「努力の大切さ」「いい仲間との出会い」「意義ある野球が出来た」など、結果的にはとてもいい体験が出来ました。