
私は現在45歳の男性ですが、40歳手前まであることに悩んでいました。
それは子供ができなかったことです。
そんな私たち夫婦が、たまたま知り合えた同じ境遇の仲間と励ましあうことで、不妊を乗り越えた話を聞いてください。
相談しづらい不妊の悩み
当時、妻は35歳で早く子供が欲しいと言っていたのですが、結婚して5年たっても子供ができない状態でした。
神様からの授かりものだから、いつか子供ができると信じていましたが、なかなかできず、次第に「もしかしたらこのまま子供ができないのでは…」と焦りを感じるようになってきました。
そして私にはこの不安を打ち明けられるような人が身近にいませんでした。
それどころか、お互いの両親からは「早く孫が見たい」とプレッシャーをかけられる始末。
そんなとき、私が不安を呟いたのがTwitterでした。
フォロワーさんからのアドバイス
普段の私は、Twitterでは株について呟いたり、情報を取得するばかりでした。
しかしこの頃初めて、子供がなかなかできないというプライベートなことを呟いたのです。
そうしたら、なんと私をフォローしてくれている男性からダイレクトメールが届きました。
その方から
「私も不妊に悩んでいるものです。
妻と一緒に病院で不妊治療を受けているので一緒に病院へ行ってみてはいかがですか?
もしよかったら良い病院があるので紹介しますよ」
という内容でした。
私はこの内容を見てハッとしました。
なぜかというと、不妊の原因は漠然と妻なんじゃないかと思ってしまっていたからです。
自分が不妊の可能性もあるんだと恥ずかしながら気づかされたのです。
その後、このTwitterで知り合った男性の方に病院を教えていただきました。
なんとこの男性は、私と住んでいる地域が一緒で、通える距離にその病院があったのです。本当に驚きました。
病院での検査の結果
Twitterで知り合った男性から教えていただいた病院へ妻と一緒に行きました。
先生に不妊で悩んでいると伝えると、検査をすることになりました。
検査の結果、妻にも私にも原因があることがわかりました。
精液の量や精子の運動率などがかなり悪かったのです。
そこから、クロミフェン法という治療が開始されました。
フォロワーさんとの対面
しばらく治療を続けたある日、なんと病院でTwitterで知り合った男性と会うことができました。
たまたま病院へ行くことを呟いたら、病院を訪れる日が一緒だったこともあって会おうということになったのです。
会ってみるとご夫婦ともに30代半ばくらいで、とても感じが良い方たちでした。
病院での治療後、私たちは食事に行き、お互い不妊治療で頑張っていこうと意気投合しました。
そしてその後は定期的に励ましあいながら不妊治療を続けました。
待望の妊娠、出産!
なかなかすぐには不妊治療の成果が出ませんでしたが、なんと治療して1年弱で、とうとう妻の妊娠が発覚。
そして、それから2か月後にTwitterで知りあったその夫婦も妊娠が発覚しました。
お互いの妊娠発覚時には、祝福の食事会を開いて、本当に楽しかったのを覚えています。
その後は順調に進み、2組とも出産を終え、無事子供を授かることができました。
もし私たち夫婦だけで不妊治療していたら途中で断念していたかもしれません。
Twitterでたまたま出会えて仲良くなった夫婦の方と不妊治療のことを話したり雑談したりできたおかげで、プレッシャーもなく不妊治療を続けることができました。
同じ境遇の仲間がいて、同じ目標に向かって一緒に努力できることは本当に心強く、ありがたいことでした。
※不妊治療などに関する内容は、あくまで個人の感想です
※当記事はSNSによって知り合った人と実際に会うことを推奨しているものではありません