あなたはもし自分が生まれ変わったら、と想像したことがありますか?
「もし自分が〇〇だったら!」などと思い描いた経験がある方も多いのではないでしょうか。
現在自分が置かれた状況はさておき、自由に夢を思い描くことで、自分が本当に求めていたことや、なりたい自分が見え、今世に活かしていけることもあるかも…?
ここからは、しばし皆さんの「転生したら叶えてみたい夢」をご紹介していきたいと思います。
叶ったらどうするかだけではなく、夢を叶えるまでの具体的なプロセスにまで落とし込んで考えていただきました。
皆さんも、「自分ならどうするかな?」「そんな発想があったのか!」などと一緒に楽しんでみてください。
猫たちを幸せにしたい
いつ頃からかは覚えていませんが、わたしは気づいたら猫が大好きな人間になっていました。
どうしてこうも猫派になったのかは覚えていませんが、とにかく猫が大好きで、夢にまでみた猫との暮らしを始めたのは約8年前でした。
我が家に迎えた猫の名前は「うに」。
某有名猫ブログで一目惚れした子の名前をそのまま頂いたうちの子は、元保護猫でした。
うにが我が家にやってきた2年後には、近所をウロウロしていた異様に人懐っこい野良猫を、「これも何かのご縁」と思って保護し、「ふく」と名づけました。
その時はわたしは看護師として働いており、うにと暮らし始めてから3年後に結婚し、現在2児と2ニャンの母となりました。
日々忙しく精一杯働いていますが、そんなわたしの密かな夢は、自分が出会えた猫たちを幸せにする仕事に就くことです。
保護猫施設を運営したい
自宅の一部を保護猫施設として利用し、怪我をした子、飼育放棄された子など、人間の身勝手さで命を危ぶまれていたり人間の手を必要としている猫たちを保護するだけでなく、たとえばブリーダーに劣悪な環境のもとで飼育されている子のレスキューなど、時には
行政にも介入してもらいながら、自分の身近にいる猫たちを助け、一緒に幸せを探してあげたいです。
保護した子たちの新しい家族を探す譲渡会の開催、ご飯やトイレ用品などの支出を賄うためのプロモーション活動(動物番組への逆オファー、クラウドファンディングなど)は積極的に行って、少しでもたくさんの猫に手を差し伸べることができるよう努力が必要です。
資金の面でも時間の面でも1人では厳しいことが予想されるので、ボランティアを募ったり他の仕事を細々と続ける必要があるかもしれません。
今世でも来世でもいいから叶えたい
これはいつからでも始められる夢ではあるので、やろうと思えば今からでもやれるかもしれません。
しかし今現在の状況で看護師の職を辞めるということは、家もあり養う命も多い現状では無理があります。
幸い子どもたちは生まれた時から猫と暮らしているので、大きくなったときにはお世話をしてくれる戦力になってくれると思います。
そのため、子どもが大きくなったときにいずれこの夢は実現可能かもしれません。
しかし子どもが大きくなったその時に自分にどれだけの時間と経済的余裕があるかはわかりません。
今世が無理なら今世じゃなくてもいい。いつもわたしの暮らしの中でたくさんの幸せと癒しを与えてくれた猫たちに恩返しができるなら、転生して来世でもかまいません。
世界でも遅れをとる日本のペット問題
日本はまだペットショップでの動物の陳列販売が合法で、動物虐待に関する法律もまだまだ厳罰化されていません。
毎日たくさんの命が保健所に運ばれ、悲しい運命を辿っています。
それはもちろん猫だけに限りません。
せめて自分が出会えた命には手を差し伸べることができる、そのための環境を整える。
それがわたしの夢です。