頑張ってる人の毎日を応援するSNS「KiKYU」と連動しスタートした番組「KiKYU」。
2022年12月28日(水)配信スタート分の内容をお届けします。
[配信日:2022年12月28日(水)]
出演者(敬称略)
◇司会進行
星咲英玲奈
◇ゲスト
Global MOM to MOM 代表 レイノルズ容子
ゲストをお迎えして番組スタート!
今回のゲストはGlobal MOM to MOMという団体を立ち上げたレイノルズ容子さんにお話を伺いました!
本日はグローバル教育について大切な考えを聞いていきます。
気になりますね♪ さっそく見ていきましょう。
Global MOM to MOMってどんな団体?
ではさっそく容子さんに、Global MOM to MOMはどんな団体か教えていただきましょう!
容子さん
「Global MOM to MOMは一言でいうと、外国人のママと日本人のママを繋げるバイリンガル育児コミュニティーです」
外国との繋がりが当たり前になった現在、子どもをバイリンガルに育てたいと考えるお母さんが多いのは、当たり前のこと。
ですが、日本で普通に暮らしているだけでは外国人との生のやりとりをすることは難しくなります。
そこで容子さんは日本に住んでいる外国人と繋がれるコミュニティを作ることにしたそう!
パパ同士でオンライン飲み会を開いたり、ママ同士でお互いの国の料理を教え合ったりと、家族ぐるみでの交流をすることができます。
子ども同士で遊び自然と英語に慣れていくのももちろん、パパママも国際交流ができるのは素敵ですね♪
容子さんがコミュニティを立ち上げるきっかけとなったのは彼女の長男が5歳のとき。
バイリンガル教育が上手くいって、英語も日本語も流暢に話せるようになっていましたが、突然英語をしゃべらなくなってしまったんだとか。
彼は周りの人たちが英語を話さないことに気が付き、他人と違う自分が恥ずかしくなってしまったのです。
この背景には日本語発音で行う英語教育や、英語を話せることが普通でないと思わせる環境が日本にあることがあります。
どんどんと英語が話せなくなる息子を見て容子さんは「ならば外国人のお友達を作れる環境に連れて行ってあげよう」と考えたそうです。
容子さん
「大阪ではどこに外国人の子供たちが集まってるのか、プレイグラウンド(公園や遊び場)を探したんですけどなかったんです。
ないなら作ろうってことでコミュニティを立ち上げました」
このコミュニティを立ち上げたことで、今年5歳になる次男は、長男の時のような同じ悩みを抱えることはなかったらしいですよ。
教育にとっても、環境って大切ですね。
大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」の共創チャレンジに登録した経緯は?
容子さん
「私は、大阪で生まれ育ったんです。だから2025年大阪・関西万博に何か関わりたいという思いがありました。
英語力アップや上手な英語を話すということではなく、英語をコミュニケーションツールとして
いろんな国の人と出会い、世界規模で考えられる子供たちの育成をしていきたい。
国際感覚が身についた子供たちという意味で、
グローバル教育というのをやっていきたいと思ったのがきっかけです。
TEAM EXPO 2025ではそういった心持ちで、
世界と戦うグローバル人材じゃなくて世界の人たちと一緒に作り上げていく
そういう社会を作りたいと考えています」
確かに現在の日本では世界と戦うためのグローバル教育が盛んです。
そうではなく、英語は世界とつながるコミュニケーションのツールでしかないんだ、変なことでもカッコイイことでもなく、普通のことなんだ、と子どもたちに思って欲しいとも語ってくださいました。
ところで、容子さんにはもうひとつチャレンジしたいものが……?
容子さん
「吉本興業のフランポネさんっていう国際派コンビがいて、スイス人の奥さんと日本人の旦那さんなんです。
彼らもTEAM EXPO 2025チャレンジに登録しているので話が来たんですが、子供たちに英語で漫才を教えてくれているんですよ!
大阪・関西万博で子供たちが英語で漫才を世界に発信するということを練習しています。
日本の文化、お笑い文化を発信しようという取り組みです!」
漫才を英語でとはまた斬新な取り組みですね!
これが斬新でなく普通のことになるのが目標という容子さん。
子どもたちの漫才が楽しみですね♪
テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」との関わりは?
人は同じ考え、同じ見た目、同じ状況の人とばかり触れあっているとみんなと違うということを負担に考えるようになってしまいます。
日本人は特にその気質が強いと言われていますね。
ですが、それでは多様性を受け入れるのには時間がかかってしまいます。
そこで容子さんは、子どもの頃からみんなそれぞれ違うということに慣れて欲しいと考えているそう。
容子さん
「子供の時からいろんな見た目の人、いろんな違う考え方の人と触れ合うと子供たちに多様性が身についていきます。
そうやって、いろんな違いを受け入れる子供たちが育っていけば未来が明るくなるんじゃないかと思っているんです。
英語力とかじゃなくて違う国の人と幼いうちから接するっていうのは本当に日本の未来にとって大事なことだと思います」
教養としての英語教育ではなく、言語としての英語教育にはまだまだ課題がたくさんあります。
そんな中でもバイリンガル育児を広げ、英語は恥ずかしいものじゃない、普通のものなのだという認識を社会に広めたいと語ってくれた容子さん。
英語が普通のものとして受け入れられる社会になれば、もう少し多様性にも寛容になれるかもしれませんね。
最後に宣伝・告知をどうぞ!
容子さんからのメッセージ
「Global MOM to MOMは2ヶ月に1回新しいメンバーが入れるようになっていて、次は12月から加入ができます。
大阪から始まり、今では北海道から九州までメンバーがいて、大体今400ファミリー近く参加しています。
そのうちの1/3が外国人ファミリーで2/3が日本人ファミリーで、41カ国籍の人たちです。
とても大きく、インターナショナルな活動になってきたので、日本に住みながら、グローバルな環境を求めてる人には本当におすすめです!
楽しみながら国際交流して英語力は後でついてくる。
みんな本当に喋ってます。
そういう楽しいコミュニティーなので、興味ある人はどうぞ!」
動画ではメンバーの1人である外国人お母さんにインタビューもしています。
エレナさんの流ちょうな英語にもご注目!
ぜひぜひご覧くださいね♪
今回お届けした「KiKYU」2022年12月28日(水)配信分の内容では、Global MOM to MOMの容子さんからお話を伺いました。
日本にいながら家族単位で国際交流ができるコミュニティは大変貴重ですね。
日本の英語教育にメスをいれる重要な活動になるかもしれません!
これからの活躍に期待をしつつ、KiKYUと共にどんどん応援していきましょう!
世界の状況は、現状で決して楽観視できるものばかりではないかもしれません。しかし、1人ひとりの「頑張ってる人を応援したい」「夢に向かって頑張りたい」という気持ちが大切にされ、増えていけばきっと、まずは1人の周りからポジティブな輪が広がっていくのではないでしょうか。
頑張ってる人の毎日を応援する番組「KiKYU」では、毎回いろいろな夢や目標を取りあげながら、頑張ってる人を全力で応援していきます。見るだけで元気になる番組「KiKYU」。今後の配信もどうぞお楽しみに!
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