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[夢を語れ]40年分の親孝行をしたい
2022.04.05 プレビューアイコン43

誰かに感謝を伝えたい、なりたい自分に近づきたい、夢は十人十色でそれぞれです。今回は「両親を海外旅行に連れていきたい」という夢をご紹介します。子ども達の夢を応援し頑張ってくれた両親へ、次は子ども達が夢をもって恩返ししたい、そんな思いがつまっています。


新しい母と幼い私


幼少期、私の父親と母親は離婚しました。父、兄との3人の生活をしていく中で、両親の離婚が学校や近所の噂になっていたとき、父が1人の若い女の人を家に連れてきました。それから毎日、その女の人が家に来るようになり、一緒に生活することになりました。


父は「これからは、この人がお前たちのお母さんだよ」と、兄と私に言いました。私たち2人は心のどこかで「お母さんはひとりだけ……」と離婚した母の事を想っていました。4人での生活は当たり前になっていきますが、私は新しい母に馴染めず、受け入れられない気持ちが強くありました。それでも、新しい母はめげることなく、私たちのために一生懸命に面倒を見てくれました。


歳の離れた妹のおかげで


そんな生活の中、父が「兄弟ができたから……」と言いました。新しい母が私たちの元に来て、7年の歳月が経過していました。私は7年間、新しい母を「お母さん」と呼べないままだったのですが、そこに新しい命がやってくる。形だけでも「お母さん」と呼ばなくてはいけないと思い、新しい命が誕生した時に、初めて「お母さん」と呼んでみました。


すると、兄も父も、母も泣いて喜んでくれました。妹が誕生したことで、私は家族というものの温かさを感じ、人に優しくする心を持つことができるようになりました。14歳も年の離れた妹のおかげです。


40年分の親孝行を


私は父、母、妹の3人の生活をさせてあげたく思っていました。妹誕生からしばらく年月がたち、当時付き合っていた男性と結婚しました。


父が還暦を迎えた時に、私は赤のルイ・ヴィトンの財布を送りました。父はそれを毎日仕事に持って行き、80歳になった今でも使ってくれています。ある時、母が父の財布を見て「私も還暦の時にお父さんみたいにヴィトンのお財布が欲しい」と冗談のようにこぼしました。その言葉を私は忘れず、母の還暦のときもお祝いには、ヴィトンの赤いお財布を買ってあげようと心に決めました。


母が還暦を迎える年になり、お祝いにふさわしいヴィトンの赤の財布を送りました。そして「私の面倒を40年間見てくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝え、父・母・妹の3人を温泉旅行に招待しました。私は父と同じようにお祝いをしてもらいたいという母の願いを叶えられたことで、40年分の親孝行ができた気がします。


家族の形はさまざまですが、私は育ててくれた母にとても感謝しています。


夢を叶えたことで連鎖していく幸せ

今回ご紹介した方は、苦難がありつつも母となってくれた人への感謝を伝えたい、という夢を持っていました。家族に向き合い感謝を伝える、とても難しい事ですが今回のように伝えられることができたらとても素敵なことですね。


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