寄付をするときは、寄付先をどうするかということに気持ちがいってしまいがちですが、寄付をした後のことも考えて行うことが出来ればベストです。
今回ご紹介する方は、寄付をした経験から感じた、寄付をする前、した後にやっておくべきことを教えてくれました。
寄付は幼稚園への感謝の気持ちから
子どもが通っていた幼稚園が寄付を募集していたため、寄付をした経験があります。
先生たちが子供たちふたりを本当にしっかり見ていただいたことはもちろん、温暖化にはエアコン導入、コロナ禍には空気清浄機導入と社会情勢の変化にすぐに幼稚園側が対応し、子どもたちが過ごせる環境を整えてくれました。
長男が卒業する年、何とか幼稚園に少しでも恩返しがしたいと思っていました。
すると、幼稚園が寄付を公募していることを知りました。
とはいえ我が家もあまり経済的にも余裕がないので、迷っていました。
けれども、幼稚園などの特定団体が公募している寄付は税控除の対象になることを知りました。
もちろん全額が返金されるわけではないのですが、税制面で少し優遇措置が得られることを知ったので、それなら、と少額ですが寄付をしました。
手間なく寄付できる方法を選ぶのがおすすめ
当然ですが寄付の方法は寄付する団体によって異なります。
私は子どもたちが通っている幼稚園が寄付の先だったので、子どもたちを迎えに行くついでに事務所へ寄って直接寄付を手渡しました。
寄付金の募集要項を読んだら、対面のほか、銀行振り込みも可能でした。
数十年前の出来事なので当時はまだキャッシュレス決済が一般的ではなかったのですが、現在ならクレジットカードやキャッシュレス決済にも対応しているかもしれません。
自分で手間なく寄付できる方法を選ぶと、「寄付したい!」という気持ちが冷めないうちに寄付を済ませられると思います。
受領書や領収書は必ず取っておくこと!
寄付をしたあと発行される受領書や領収書は、確定申告で必要になります。
私の場合はその場で発行されるものではなく、後日発行されたものが郵送されてきました。
確定申告のときまでしっかり保管しておきましょう。
確定申告の時期や方法に注意!忘れずに行おう
私は自営業のため毎年確定申告をしています。
そのため寄付をした年の分の確定申告に寄付した分を入れて税控除を受けました。
残念ながら税控除を受けるには、確定申告をしないと受けられませんので、
会社員の方などでふだん確定申告をしていないという方にはハードルが高く感じられるかもしれません。
しかし、寄付金控除のためだけの確定申告であれば、それほど難しいことはありませんので、億劫に思わずにぜひ活用してみてください。
色々な経験や知識につながっていきますよ!