寄付をする先として、さまざまな団体があります。
そしてその支援する対象も活動もさまざまです。
これまで、ペット関連、子ども関連、途上国の水などへの寄付をご紹介してきましたが、
今回は、緊急医療団体への寄付を行っている方からお話を伺いました。
そういった組織がどのような活動をされているのかなども合わせて教えてくれました。
街頭での出会い
私は緊急医療団体に寄付を行ったことがあります。
もともと、国境なき医師団に興味があったわけではありません。
正直に言えば、最初は全く関心がありませんでした。
きっかけは仕事で訪れた駅前で、団体の方々が寄付活動を行っていたところに遭遇したことです。
赤いコートを着た彼らは、呼び止めてくると、「これがなにかわかりますか」と、小さな赤と白二色でデザインされた袋を見せてきました。
わからないことを伝えると、そのスマートフォンほどの大きさの袋の中には、ナッツと粉ミルクが入っており、それだけで500キロカロリーが摂取できるとのことでした。
もう少し話を聞くと、
その緊急医療団体は、発展途上国での活動だけではなく、3.11の東日本大震災のとき即座に駆けつけ、日本国内でも、5千人以上の命を救ったのであると、教えてくれました。
そういった緊急医療団体=発展途上国での活動と考えていたので、勉強になりましたし、感謝の念も湧き上がってきました。
それには理由があります。私の実家は、福島県の田舎町にあり、3.11の震災で大きな被害を被っていたためです。
月々の寄付
彼らは当然、治療する相手から金銭を受け取りません。
そのため寄付金により成り立っています。
私も、月2千円の寄付を毎月行うことにしました。
寄付をするようになると、やはり発展途上国の問題、最貧困層の生活に以前より、大きな問題を寄せることができるようになりました。
私が寄付する金額は毎月わずかですし、私の話がきっかけで寄付をするようになった人は、一人だけです。
ですが、このように、寄付が広がっていくことで、未来はどんどん良い方向に変わっていくのではないかと思います。
悲観的になっているだけでは解決しない
いかがでしたか?
「将来は暗い」という印象を与えるニュースは多いです。
しかし、この方は、そういうニュースを見て悲観的になるのではなく、だからこそ、そういう寄付活動などで、世界をどんどん明るくし、また問題への関心・学びを深めていくことが重要ではないかと仰っていました。
ひとつでもふたつでもそうして世の中の悲しいことが解決していけるといいですね。