あなたは「寄付」をしたことがありますか。
寄付をしてみようと思っても、何をどこに、というところで、迷ったり、わからなかったり、調べるうちに面倒になってしまって…
などという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういった壁を乗り越えて寄付をすでに行っている方の、寄付を始めたきっかけや、どういう思いで始められたのかを聞いてみました。
無駄な浪費をやめて役に立つお金の使い方をしたい
色々な形の寄付がある中で、私はお金での寄付をしています。
それは、誰かのために自分のお金を使いたいという思いからでした。
自分のためにお金を使うことは、自分を磨いたり、日常生活でできない経験をすることができる一方で、
ゲームへの課金や、不必要な物を買ってしまうなど、必ずしもいいとはいえない使い方をしてしまうこともあります。
実際、寄付を始める前には、私は趣味のために多額のお金を費やして後悔したことが何度もありました。
そういった後悔を重ねるうちに、誰かのためになるお金の使い方を身につけようと思い、寄付を始めたのでした。
今では、誰かのためにお金を使えたという感覚が、自分の人生の充実感に繋がっています。
どういう寄付をしているのか?
私は現在、NPO法人の団体を通じ、マンスリープログラムという形で、寄付を1年以上続けています。
子供への支援を中心としたものです。
私は、不自由な思いをしている子供たちの力になったり、自分の人生を楽しく生きていってもらうことに自分のお金を使ってもらいたいとの思いから、団体への寄付を始めることにしました。
寄付をしてみてどうだった?
団体からの会報からは、自分のお金が遠くの誰かの役に立っていると確認することができ、将来を担う子供たちの未来を変えるお手伝いをしているとも感じられます。
寄付という経験を通じて得られたのは、「社会との繋がりを感じられる」ことです。
私は、社会人として働くにあたって「誰かのためになる仕事がしたい」と思っていましたが、仕事を続けていく中で「誰かのためになる」という部分が見えなくなっていました。
しかし、寄付を通じて、誰かのためになっていることを感じることができるようになりました。
誰かのためになることがしたいと思っている人で、まだ寄付をしたことがないという人がいれば、ぜひやってみてほしいです。
困っている人を救うお手伝いもできるし、誰かの力になっていると思えることが、自分の人生の充実感に繋がると思います。
充実した毎日を送るためのひとつの手段
いかがでしたか?
この方は、無駄遣いの後悔から活きた使い方を、と始められたとのことでした。
たしかに無駄な浪費で溶かしてしまっているくらいなら、それで誰かの役に立てる方が良いことは間違いなさそうです。
コロナ禍以降、社会とのつながりが感じられなくなっている人も多いのではないかと思います。
そういった方には、この方のように社会とのつながりとしても、寄付は充実した毎日を送るためのひとつの方法かもしれません。