
寄付というとどのようなものを思い浮かべますか?
ここでは、これまでに経験したことのある「寄付」にまつわるエピソードを伺って、皆さんにご紹介をしています。
今回ご紹介するのは、ワンちゃんをきっかけに世の中の問題を知り、寄付をし、運命的な出会いを引き寄せたという方のお話。
ワンちゃん、猫ちゃんと暮らしているという方や、動物大好き!という方には共感していただけるのではないでしょうか。
わんことの生活をきっかけに知った問題
私が小学生だった頃、我が家に初めてポメラニアンの子犬がやってきました。
嬉しそうにしっぽを振りながら、無邪気にじゃれついてくるその子犬に、家族みんなが夢中になりました。
私が犬や猫の保護活動に興味を持ったきっかけもその子でした。
何らかの事情で飼えなくなったり、手放されてしまったペットたちがいることを知り、救いたいと思うようになったのです。
家でペットを飼っていると、「かわいい」だけではない「現実的」な面も分かってきます。
毎日の食事代やトイレ用品にかかる経済的な問題、犬の体をケアする手間と時間がかかること、体調を崩したときには病院代もかかります。
1匹でも大変なのに、保護団体では、ときに何十匹という犬や猫を保護しています。
支援金がなければ、保護活動はままならないでしょう。
私個人でできるのは非常に微力なものですが、活動を支えていけるようなサポートがしたいという気持ちが高まり、寄付をはじめました。
そうした保護団体のホームページでは、活動状況を報告してくれたり、犬や猫の様子を掲載してくれているので、私の寄付が役に立っているのを感じ、嬉しい気持ちになります。
運命の出会い
15年一緒に過ごしたポメラニアンが亡くなったあと
そのうちに、我が家でも保護犬を迎え入れたいねという話が自然に出るようになり、やがて運命的な出会いをすることになりました。
保護犬の中でも、気になって目が離せなかったトイプードルの女の子です。
そういう縁で新しく出会ったその子と、今は楽しい生活を送っています。
1匹目の子との生活が、私に犬との生活の素晴らしさを教えてくれたからです。
この子にとっても、我が家に来て良かったな、と思ってもらえていたら、とても嬉しいです。
これからも、寄付などを通してペットたちをサポートする活動に協力し、幸せな犬や猫を少しでも増やすお手伝いをしていきたいと思っています。
保護犬、保護猫
昨今では保護犬、保護猫への認知も広がってきており、ペットショップではなく、そういった事情のあるワンちゃん、猫ちゃんを引き取られる方も増えています。
こういった活動で、一つでも多くの命が救われる優しい世の中であってほしいですね。