
寄付をしたことがあるという方はとても多いと思います。
ここでは、色々な方の寄付の経験を伺っており、その経験や経験から得たことなどをシェアしていただいています。
本日ご紹介するのは、補助犬を育てる活動に寄付をされた方のエピソードです。
寄付によって、今まで気づかなかった世の中のことを色々知ることができたそうですよ!
それでは見ていきましょう。
補助犬とは
補助犬とは、身体に障害のある人の身体の一部となるようにして、その生活をサポートする犬のことです。
私は、今まで「盲導犬」という存在は知っていたのですが、人間を助けてくれている犬は、それ以外にも「介助犬」と呼ばれる存在がいたり、それ以外にも「聴導犬」という存在が居ることを知りました。
たまたま外出先で補助犬について学ぶことができるというイベントが行われていて、そこに参加をしてみたことがきっかけです。
体の不自由な方が生活しやすいように、犬がサポートしてくれている姿は、驚きましたし、感動しました。
補助犬とは、体が不自由な人の生活のサポートをするだけではなく、かけがえのない相棒として人の心を癒すという力もあると感じました。
寄付がきっかけで変わったこと
補助犬を育成するためには、いろいろな費用が掛かることも知り、その補助犬を育てる活動に役立ててもらえればと思い、寄付をすることにしました。
寄付をすることで、自分自身にも変化がありました。
世の中への興味関心が高まり、自分が今まで生活している中で、知らなかったことを知ったり、気づくきっかけになりました。
例えば、お店の入り口に貼られている補助犬との同伴啓発のステッカーや、スロープ、点字ブロックの存在に気づきました。
飛行機やタクシーに一緒に乗れることも知りました。
さまざまな人が住みやすいように街づくりがされているんだと、視野を広くすることができました。
しかし、介助犬や聴導犬は、全国でもまだまだ数が足りていないそうです。
それは犬を育てるための訓練士の不足や、犬を育てるための資金不足が原因だそうです。
誰もが住みやすい環境を作るにはどうすればいいのか、他にも自分にできることは何だろうかと、寄付をきっかけに考えるようになりました。
世の中にあるやさしさの発見
いかがでしたか?
様々な施設において、様々な人が快適に使えるように工夫されたものはたくさん設置してありますが、
日常に溶け込んでおり、いつもあって当たり前の光景になってしまっているため
なかなかそういった配慮であることに気づかなかったり、忘れてしまいがちです。
そういった配慮も、実は国や自治体だけではなく、たくさんの人の協力があってこそなのですね。
街を歩くときに注意深く見てみると、新しい発見があるかもしれません。