
あなたは、途上国の水をきれいにするための寄付について聞いたことがありますか?
おそらく聞いたことがあるという方も多いかと思います。
今回はそういった活動に関心を持ち、寄付をされた方のお話です。
世界の状況や、活動に対するお考えを伺えました。
子供のころからの思い
私は小さいころから環境問題に関心を持ってきました。
近所の川が汚れていて、ひどい臭いや泡を漂わせている光景を目にしていたからです。
国内の川においては、大人になるにつれてきれいになってきました。
しかし海外に目を向けるとまだまだそうはいかないようでした。
発展途上国における水環境は想像するより悪く、保健医療施設においても敷地内で衛生的な水を得ることができないそうなのです。
綺麗な水を使えなければ適切な治療を行うことができず、命を落としてしまう人も出てくるでしょう。
私は、そのような事態を何としても防ぎたいと考えました。
私には実際に現地に行って環境活動するほどの行動力がなく、どうすべきか困っていたところ寄付という方法があることを知りました。
発展途上国の水を守る活動
ウォーターエイドの寄付をすることによって、そのお金は給水設備を新設したり、既存の井戸を修理・ 改修したりすることに使われます。
また、現地の人を教育することも大切です。
医療従事者や住民に対して水や衛生に関するトレーニングを実施することも可能となっています。
綺麗な水を使うことができるのは、人類共通の権利です。
汚い水を使うことを、当たり前と思ってしまってはいけません。
現地の政府と連携することで、地域の水や衛生環境を良好に保つための、維持管理の体制などを構築してゆく必要があるのです。
お金だけですべてが解決するわけではありませんが、必要な費用が回らないことには劣悪な環境を改善することができません。
今後、環境問題に対する寄付が広がれば発展途上国においても先進国に近いような医療水準が確保され、命を落としたり病気で苦しんだりする人が少しでも減ることでしょう。
それは格差を是正することにもつながり、平和な世界の構築にも役立つかもしれません。
環境問題は他にもたくさん存在し、まだまだ道半ばですが、もし解決することができれば、人類にとって大きな自信になるのではないでしょうか。
そのような社会を実現するために、個々人ができることは心配りと少しの寄付だと思います。
この基本を忘れずに今後も寄付活動をしてゆきたいと思います。
水に恵まれた日本
いかがでしたでしょうか。
聞いたことはあったけど、あまりよく知らなかった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本では当たり前にきれいな水を使い、飲んでいます。
それが出来ていない地域もあるということを正しく知り、私たちに何ができるかを考えていきたいですね。