犬の僧帽弁閉鎖不全症の手術のための寄付}

犬の僧帽弁閉鎖不全症の手術のための寄付

2023.01.27 プレビューアイコン149

ここでは、寄付についての経験談をお伺いし、シェアしています。


寄付というと、寄付を募っている団体を通じて、困っている「誰か」に寄付するものをイメージする方も多いと思いますが、今回は特定の見知らぬ人(犬)に向けて寄付をされたというお話です。


どのような経緯でその寄付を決めたのでしょうか。

見ていきましょう。



愛犬の病気


去年、私は僧帽弁閉鎖不全症という病気になってしまった12歳のチワワの雄の飼い主に対して3万円ほど寄付をしました。


私がなぜ僧帽弁閉鎖不全症のチワワの子の飼い主に対して寄付をしたのかですが、それは私も昔、愛犬を同じ病により失っているからです。


愛犬は11歳くらいで僧帽弁閉鎖不全症と診断されました。


僧帽弁閉鎖不全症を完治させるためには手術しか方法がないのですが、非常に難しい手術で、その手術ができる病院まで行かなければならない上、手術に関わる費用も合計200万円ほどと、とても高額なのです。


やむなく薬で進行を遅らせるという方法を取りましたが、それでは病気を根本から治すことはできません。


結局愛犬は12歳の若さで亡くなってしまいました。



病気を患ったチワワに手術を


チワワ


月日が流れ、たまたまインターネットで、飼い犬のチワワが僧帽弁閉鎖不全症で手術を受けたいけれど費用が苦しいという方のブログを見つけました。

その人はその手術代としての寄付を募っていました。


これを目にしたのは運命かもしれないと私は思いました。

そして、自分の愛犬を手術させてやれなかった思いが沸き上がり、寄付をしました。


最終的には目標金額を達成できたようで、その後に手術したことがブログで伝えられました。

そして、無事にチワワの子は僧帽弁閉鎖不全症が完治して元気になったのです。


もちろん、寄付なのでお礼のようなものはないのですが、その飼い主はブログで愛犬が元気になっていく様子を定期的にアップしてくれました。

そのブログを見ているだけで私としては寄付してよかったなという気持ちになります。


もしまた同じ病気で困っている方がいたら寄付したいと考えています。



同じ悲しみを味わわせないために


いかがでしたでしょうか。


この方は、同じ病気の経験から、そのつらさを知っているからこそ、他の飼い主さんと飼い犬に同じ悲しみを味わって欲しくなかったのかもしれません。


ご自身の愛犬で果たせなかった後悔が、別の犬を救うための行動につながったようです。

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