発展途上国のこどもたちが自分で生きる力を身に着けるために}

発展途上国のこどもたちが自分で生きる力を身に着けるために

2023.01.24 プレビューアイコン65

あなたは「寄付」というと、どのようなものをご存じですか?


レジ横や街頭でたまたま見かけた時の寄付、毎月決まって行う寄付、使わなくなったものを送る寄付…など、さまざまな寄付の形があります。


今回は、発展途上国の子どもたちに向けて定期的に寄付を行っている方のエピソードです。

そういった寄付に興味があったけれどしたことがないという方、寄付先を見当ちゅうの方にも参考になるかと思います。



発展途上国の子どもたちへ


私は発展途上国の主に女の子やこどもたちがいる地域を支援する団体へ、定期的に寄付をしています。

この団体の特徴は、特定の地域を継続的に支援できること。

そして地域が良くなるためにどんなことが行われたか、その結果どのように変化したかを続けて確認することができます。


また、その地域に住む一人の子どものプロフィールが渡され、毎年その子からのお手紙や地域の近況が郵送で届けられます。

つまり「相手の顔が見える」寄付活動です。


その子が年々成長していく様子や、普段どんな勉強をしているかなどを直筆の手紙で知ることができるのは、とても嬉しいことでした。


またその国ではどんな生活をしているか、食生活や文化の違いを学べることも、とてもいい経験となりました。



自分で稼ぐ力


発展途上国の子ども


団体からの報告書を読み、国中どこにいても教科書が支給され、充実した教育を受けられる日本の素晴らしさにも気づきました。


日本では、勉強が好きじゃなくても、義務教育を受けることで将来自分で稼ぐ力が身に付きます。


この発展途上国の子たちは、勉強が好き・嫌いという問題ではなく、将来生きていくための力を身に着けることができないというのが大きな問題でした。


つまりこのままでは、大人になってもずっと誰かの支援が必要になってしまいます。


私が行っている寄付は、ほんの少しずつの金額ですが、お手紙をくれる子の周りの環境が変わっていくことが具体的にわかり、とても嬉しかったです。


今だけではなく、未来にも役立つ良い寄付をしたと感じています。



未来にも役立つ寄付


いかがでしたでしょうか。


「今だけではなく、未来にも役立つ」という言葉が印象的でした。


「発展途上国の子どものため」とひとことで言っても、

「今日生きるための食料」などといった、まず「今」を乗り越えるための支援のほかに、こういった「未来」につながる支援もあるのですね。


「今」を乗り越え、命を繋ぐことができても、「未来」に幸せが待っているとは限りません。

「今」と「未来」、両方への支援が必要なのだと改めて教えてくれる体験談でした。

関連記事

ピックアップ

ランキング

オススメ

カテゴリー

アクセスランキング

トップへ戻る