あなたは「寄付」というとどのようなイメージを持ちますか?
そして実際に寄付をしたことはありますか?
中には寄付はしたいけれど、調べたり、行動を起こすのが面倒、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
今回ご紹介する方は、そういった「寄付の仕方」について、考えを話してくださいました。
以前よく見かけたレジ横募金箱は今…
以前はどこのコンビニのレジ横にも東日本大震災の募金箱がありました。
私も買い物した後に10円玉や1円玉などの小銭のおつりが出た時はよく寄付していました。
すこしでも震災に遭った方々の力になれれば、との想いからです。
しかし、最近は募金箱自体あまり見かけることが減ってきたように思います。
一方、コンビニの支払を電子マネーでするようになってきてからは、おつりの小銭がなくなり、たとえ募金箱があったとしても、そもそも小銭がない、という現状があります。
私のようにおつりの小銭で少しずつ支援したい、という人にとっては、電子マネーの普及により、寄付の機会自体が激減しているのではと想像します。
世の中が便利になる反面、こういうデメリットもあるのだなぁと改めて感じています。
募金へのハードル
例えば、インターネット上には、募金金額を指定して募金が行える、というサービスがありますが、自分からわざわざそういったサイトへアクセスをして募金をするというアクションを起こさなければなりません。
もちろんこういった寄付もできるだけ取り入れていきたいところはありますが、レジ横の募金箱に比べると、日常的かつ継続的に行なうのは難しいように感じます。
自分が普段から利用するところで、ついでに出来るからこそ、簡単に継続できるという側面があると思います。
寄付の仕方の提案
そこで、どうしたら寄付へのハードルが下げられるかを考えました。
電子マネーで支払をしたときに、おつり(例えば100円単位の端数)を自動的に募金してくれるサービスはどうでしょうか。
いわゆる「おつり投資」という「トラノコ」などのサービスがありますが、これの募金版です。(もしかしたら私が知らないだけで世の中にはすでに存在しているサービスなのかもしれませんが。)
前もって端数を計算する金額を設定し、自動的に寄付が行われるというのは、コンビニレジ横の募金箱におつりの小銭を入れるイメージに近いのではないかと思います。
100円単位設定であれば1円から99円、500円単位の端数であれば1円から499円を電子マネーから寄付してもらうのです。
電子マネーの企業には、ぜひ実現していただきたいと思います。
気軽に寄付が行える方法
いかがでしたか?
いつも使うところで「ついで」に出来るという便利さがあったからこそ継続できていたことが、世の中の仕組みが変わることで難しくなってしまいました。
この方の提案は、いつも使う「実店舗」だけでなく、いつも見る「サイト」にも応用できそうです。
いつかこれに近いサービスができて来るかもしれませんね。