かつての自分はかなり太っていました。
標準体重にするには20キロぐらい痩せなければならなかったくらいに太っていたのです。
何度もダイエットに挑戦しては諦めてしまう、といったことを繰り返しているうちに気づいた成功のための秘訣をお話します。
目標設定が適切ではなかった
これまでうまくいかなかった理由として自分が考えたのは、目標が高すぎたから、ということです。
そのため、今回は今までの目標の半分をもって目標達成とする、目標の分割を行ないました。
具体的に言うと、20キロのダイエットを成功させるために、最終目標の「マイナス20キロ」の半分である「10キロの減量」を第一目標とすることです。
これまでに何度も失敗してきた20キロという高いハードルを半分に区切ることで、最初の10キロは単純にハードルが下がります。
そのうえ次の10キロでは、開始時すでに半分は乗り越えていることで、目標達成できそうな気がします。
そうしてやる気を保てるようにしました。
目標が20キロだと、1キロ減った時は0.5パーセントの減量ということになりますが、目標が10キロなら、1キロ減は1パーセントの減量に成功したことになります。
これをあと9回やれば目標達成だと思うことで、達成できるという自信をつけることができました。
停滞期の意識管理
目標のハードルを少し低く掲げることで体重を地道に減らすことが出来ていきましたが、6キロほど減った途中の段階でなかなか体重が減らなくなってしまう時期もありました。いわゆる停滞期です。
そのようなときは、目標達成はゆっくりでもいいから、とにかく今は増やさなければいい、と意識することを心がけました。
ダイエットはどこかで諦めてしまうから失敗してしまうのであって、途中で体重が減らなくなったり、少し増えてしまったとしても、それで終わりにはせずに続けることが大切です。
適切な目標管理と、それを徹底して管理することによって、ストレスを感じにくくし、気長に目標に向かって努力を続けることができたのだと思います。
ダイエットを助けてくれる便利な味方
さらに意識の面での管理のほかに、実際の目標管理のツールとして、アプリの力も借りました。
毎日体重を測っては、アプリに記録をします。
毎日自分の状態を認識することで、体重が増えても見て見ぬ振りをして知らぬ間にダイエットを辞めてしまうという過去の失敗を防ぐことができました。
毎日の習慣とすることで、ダイエットをしているということを忘れずにすみましたし、具体的に数字として成果が出るとやる気がでます。ダイエットをしようとしている方には、毎日体重を量ることを強くおすすめします。
段階的にダイエットに成功!
このような目標設定と目標管理によって、これまで何度となく失敗してきたダイエットに、まずは10キロ減という形ですが、とうとう成功できました。
もともとの20キロ減という最終目標から考えると、この時点ではまだ半分での成功ですので、ここからまた次の10キロのダイエットの始まりというわけです。
しかし最初の10キロのダイエットで胃が小さくなったように感じられ、ダイエットをすることにストレスを感じにくくなっていたので、残りの10キロのダイエットも難なく成功させることができました。
その後1年以上経った現在でもリバウンドせずに維持できています。
目標を達成するためには、適切な目標設定と、そのための管理が大切なのだな、と実感できた挑戦でした。