私は昔から動物が好きで、色んな動物を飼っていました。中でも一番のお気に入りは犬でした。
知り合いの方から譲り受けた犬だったのですが、とても私になついてくれてました。
とても人懐っこく、私が出かける時も帰る時もいつも尻尾を振って迎えてくれていたのです。
そして、楽しい毎日が続く中で無意識に夢を持つようになりました。
それはブリーダーやトリマーになる事です。
ペットがいれば、普通の生活も特別な毎日に変えることができる、こんな素晴らしい経験を皆様にも経験してもらいたいと夢を持つようになったのです。
応援し続けてくれる母の存在
夢を持つだけではなく、実際に行動するのは非常に勇気がいることでした。
なぜなら、ブリーダーやトリマーなどは一般的な仕事ではないからです。
学校を卒業すれば面接を受けることができるような仕事ではなく、ブリーダーやトリマーは資格がいります。
その資格取得のためには、専門の講習を受けられる学校に行かなくてはならないのです。
しかし、その学校に通えるだけの費用が私にはありませんでした。
夢を持つことを諦めかけた時、母が応援してくれたのです。そのことがきっかけで積極的に夢の叶え方を真剣に考えるようになりました。
どうすれば夢を持つだけでなく、夢を叶えられるのか。
そして、応援を力に積極的に動くようになりました。
自分ならどんなに難しい試練も乗り越えられるという思いを強く持つとともに、母の応援の大切さを感じることができました。
まずはブリーダーを目指すことにしました。
大型犬などはある程度力がないと振り回されてしまう場合もあるので、毎日の授業は大変であり、危険を伴うこともありました。しかしここでも母の応援が力になりました。
歯を食いしばってなんとか自分のペースを大切にしながらクリアしていきました。
そして全ての講習が終わり試験勉強に取り組みましたが、試験勉強の合間も、母はずっと応援してくれたのです。
夢を叶えた日
そして試験本番当日。今まで頑張ってきたことを信じて、私は試験会場に向かいました。
試験は決して簡単なものではなく、試験途中で諦めかける時もありましたが、今まで一生懸命やってきたことを振り返ると、応援が力になり粘り強く挑戦していかなければという気持ちになりました。
そしてあっという間に試験は終了。
正直試験の感触は五分五分といった印象でしたが、やりきった気持ち、清々しさを感じていました。
そして結果発表、結果は見事合格!私が夢を叶えた瞬間でした。
母も一緒に喜んでくれて、夢を持つこと、そして応援の大切さが身にしみて感じる瞬間でもありました。
これから皆さんも、夢を諦めそうになる人もいらっしゃるでしょう。
でもそんな時には、夢を持つこと自体が大切であること、そして応援の大切さ、 応援が力になることをぜひ思い返して頂きたいです。