大学時代に出会った「ダブルダッチ」で夢を叶えた話}

大学時代に出会った「ダブルダッチ」で夢を叶えた話

2022.07.20 プレビューアイコン172

「ダブルダッチ」というスポーツをご存知でしょうか。


ダブルダッチとは、音楽に合わせてダンス・アクロバットなどの技を組み合わせながら、操られる2本の縄跳びを跳ぶスポーツです。


近年は認知度が上がってきているので、「知っている!」という方もたくさんいるのではと思います。


今回のお話は、この「ダブルダッチ」で私が夢を叶えた体験談です。


ダブルダッチとの出会いは?


ダブルダッチとの出会い


私がダブルダッチに出会ったのは、大学1年生のころです。このころは、ダブルダッチの認知度はまだ低く、多くの人が知るスポーツではなかったように思います。


そんな中で、私は新入生に対してのサークル紹介を兼ねた新入生歓迎会でダブルダッチに出会いました。ダブルダッチサークルのパフォーマンスを見た時に、やってみたい!と素直に思った事を今でも覚えています。


いざ体験会に顔を出してみると最初は入ることすらできませんでした。


しかし、体験会の時間の中で、先輩たちが細やかに応援をしてくれたので、初回の体験会が終わるころには自然と跳べるようになっていました。


最初の一歩というのは、とても小さな一歩かもしれませんが、その後のダブルダッチとの関わりに対しては大きな一歩となるものでした。先輩たちが、まだ跳べなかった私をバカにしたりせず、応援してくれたのはあの場で何より力になりました。


その後、正式にサークルに入ってからは、さまざまなイベントや大会に出たり、地域の小学生に対してダブルダッチの体験会をしたりなど、競技を楽しみながら技術を磨きました。


そうした日々を過ごしているうちに、ダブルダッチに対し「全国大会に出場する」という夢が私のなかで膨らんできました。



夢に向かって練習を積み重ねる日々


ダブルダッチに汗を流しているうちに芽生えた「全国大会に出場する」という夢は、ただ自然に芽生えた、という感じではなかったかもしれません。


何度か大きな大会に出たり、大会で他地域や先輩のチームによるレベルの高いパフォーマンスを目にすることで、地方大会で優勝して全国大会へ進みたい!と思うようになったのだと思います。


ただ、夢を夢で終わらせないためには、実際に夢に向かうには?を考えて練習を積み重ねる必要があります。ダブルダッチはチームスポーツなので、私は同学年で構成されたチームの5人で日々話し合いをし、練習を積み重ねました。


大学2年生のころに結成されたこのチームでは、私を含め他のメンバーと得意な分野・苦手な分野を洗い出し、どんなコンセプトでパフォーマンスを作るかなどをすり合わせ、真正面からダブルダッチに取り組みました。



大学3年生でつかんだ夢


優勝メダル-応援が力に!仲間と夢を叶えた


仲間と一緒に努力を積み重ね、私たちは大学3年生を迎えていました。この時の地方大会本番。私が所属するチームの出番は8番目です。


これまでの成果を遺憾なく発揮できるか?ミスなくパフォーマンスができるのか?など不安はもちろんありました。しかし……ステージに立った瞬間、あるものが私たちの背中を押してくれたのです。


それは「観客の応援」です。ステージに立つ私たちのもとへ聞こえる応援の声。この応援が力になり、私たちはほぼミスがない形で演技を終えられました。


そして結果発表…!優勝チームとして呼ばれたチーム名は、私が所属するチームの名前でした!


この瞬間は、紛れもなく私たちが夢を叶えた瞬間であり、私たちは表彰を受けるステージ上で喜びをかみ締めました。


これはもう、私にとっては何年も前の話ですが、ダブルダッチとの出会いと目標を叶えるために積み重ねた時間、一つの夢を叶えられたという経験は、私にとって大きな財産となっています。

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