
皆さんは寄付というとどのようなイメージを持っていますか?
寄付について、良いイメージを持つ方もいれば、ネガティブに捉えられている方もいらっしゃるかと思います。
今回は、実際に寄付をしているという方に、その心持ちと、寄付をして一番良かったと思うことをお聞きすることができました。
寄付活動をはじめたきっかけ
大学時代のゼミで国内のさまざまな支援団体の活動を直接目にする機会がありました。
このゼミのおかげで、社会的弱者の方々が置かれた状況やそのような状況を打破するための支援方法などについて、いろいろ学ぶことができました。
しかし卒業後は会社の仕事に追われ、ひたすら仕事と自宅の往復という毎日が続き、ボランティアに参加するどころか、それ自体が頭からも抜けてしまっている日々を過ごしていました。
そんなある日、ネットで偶然目にしたのが、私の出身地で活動しているNPO団体の記事でした。
その活動を読んで、感銘を受けた私は、毎月5000円を寄付するサポーターになることにしました。
支援している側がされる側になることもある
アフターコロナの経済状況下で毎月5000円というのは、正直言って少し大変ではあります。
でもこのような時代に生きているからこそ余計に大きな意義があるのではないでしょうか。
寄付をしていると人に話すと、自己満足や見せびらかしなのでは、とネガティブに捉えられることもあり、そういうときは気分が滅入ってしまいます。
昨今、自分の生活さえ成り立たない人も多いので、そのように考える方がいても仕方ありません。
ただ、今は支援をする側にいたとしても、運が悪ければ自分が支援を受ける側に回ってしまうこともありえます。
だからできる人が、できるときに、できる方法で、社会貢献していくことが必要なのだと思っています。
自分が毎月寄付を続けていることで、困窮者が一人でも減ってくれれば、という気持ちです。
寄付を続けるという行為をとおして、自分自身の存在意義を改めて意識するようにもなりました。
見知らぬ誰かの役に立っている、と考えるだけで、心に温かみを感じ、幸福な気分になれる。
これが寄付を始めていちばん良かったことです。
寄付をすることで自分の気持ちもあがる♪
いかがでしたか?
この方が仰るように、寄付を受ける側は必ずしも最初からそういう立場ではなく、何かあれば自分が受ける側になることもあります。
そのような時には、こういった支援がとても心強く感じられそうです。