
皆さんは寄付をしたことがありますか?
したことがある人もない人も、他の人たちがどんな寄付をしているか、ちょっと気になりますよね。
ここでは複数の方に、寄付の経験談を伺っています。
今回ご紹介するのは、
毎月の寄付
私にとっては、毎日3食食べられること、勉強ができることはごくごく当たり前のことでした。
でもそうではない人が世界にはたくさんいるということを知って、衝撃を受けました。
国によっては、5歳まで生きられない子どもも多く、字を知らない子どもがほとんど、ということを知り、涙が溢れました。
子どもたちに何かしたい、でも、私が外国に行って活動するのは難しい状況でした。
そんな私にもできるのが「寄付」だと気づき、毎月数千円の寄付を行なうことにしました。
葛藤
正直、寄付を始める前は「でも、自分のために使うお金は減るんだな」という気持ちもありました。
しかし寄付を始めたところ、不思議なのですが、私の心が以前より穏やかになったことに驚きました。
寄付をした相手と直接話せるわけでもないですし、お礼を言われるわけでもありません。
それでも自分のためだけにお金を使っていた頃よりも、毎日が幸せを感じられるようになりました。
子どもたちをただ心配するだけではなく、行動に移せたことで「少しでもお役に立てている」という感覚が、めぐりめぐって自分を豊かにしていたのではないかと思います。
世界の子どもたちのために
寄付を始めると、今までは気にならなかった外国や日本の環境問題なども気になるようになりました。
気になりだすと、私も何かをしたいという気持ちが強くなりました。
外国へは行って何か役に立つことができなくても、日本でもできることがたくさんあると気づき、まずはゴミ拾いから始めました。
ゴミを拾うことも、寄付と似ていると感じました。
少しでも地球環境がよくなるように、と無心で続けているうちに、私自身の心が豊かになりました。
誰かのお役に立てること、それ自体が生きる喜びなのだと気づかされました。
自分が少しでも活動し続けることで
「どの国に生まれても、子ども達が平等に幸せを感じられるような世界」に近づくことを夢見ています。
行動の変化
いかがでしたか?
こちらの方は、寄付を行うことで、自身の中での喜びに気づき、実際の行動も変わってきたそうです。
寄付とは、誰か(何か)を支援した、というだけで終わりではないのですね。