私の夢を応援してくれたフランクリンの名言}

私の夢を応援してくれたフランクリンの名言

2022.11.24 プレビューアイコン53

高校生のころからハンドメイドが好きだった私の夢は、ハンドメイド作家として生計を立てることでした。


しかし「そんなことは現実的ではない」と思う自分もいて、漠然と夢を見ているような状態でした。



いつの間にか忘れてしまった夢


大学生になりサークルや勉強と忙しい毎日を過ごす中で、いつのまにか手芸をする時間もなくなっていきました。


まわりの同級生たちと同じように勉強やアルバイトをする日々を過ごし、就職活動に明け暮れ、手芸やハンドメイドとは全く無縁の企業に就職しました。


就職後は順調にキャリアを重ね、結婚し、子どもができてからも手芸とは無縁の生活を送ってきました。


数年が経ち子どもが保育園に入園するタイミングで、バッグや小物をつくる必要が出てきました。

生地や材料をそろえるために久しぶりに訪れた手芸用品店は、かわいい布や素材にあふれていて、私には昔から大切にしてきた宝箱のようにキラキラとして見えました。


この時、また何かつくりたいという思いが芽生えたのですが、子育てと仕事の忙しさを言い訳にまたハンドメイドからは遠ざかってしまいました。



趣味の再開


ハンドメイド


転機が訪れたのは、あまりの忙しさに身体を壊して退職をした時でした。


しばらくのんびり過ごしてみたら、という家族の勧めのおかげで、子どもと家で過ごす時間が増えました。

急に時間ができたので、子どもの小学校入学の準備を進めることにしました。

またバッグや小物をつくる機会がやってきたのです。


前回とは違い、時間があるので、子どもが必要なもの以外にも、自分で使うためのポーチや小物をつくり始めました。


作ったものを知人にプレゼントすると、とても喜んでくれて心が満たされていくのを感じたのです。


もっと色々なものを作りたい、色々な人に手に取って、喜んでもらいたいという思いが芽生えてきました。



自分らしく生きるための一歩


ハンドメイド品をインターネットやフリーマーケットで販売することを考え、調べ始めましたが、「誰も気に留めてくれないのでは」という不安が大きく、なかなか実行に移す勇気が出ませんでした。


そんな時、なんとなく眺めていた歴史ドキュメンタリー番組から聞こえてきたアメリカの政治家、フランクリンの言葉が私の背中を押してくれたのです。


「困難を予期するな。

決して起こらないかも知れぬことに心を悩ますな。

常に心に太陽を持て。」


まだ起きてもいないことに不安を感じて、一歩が踏み出せなかった私にとって、「常に心に太陽を持て」の一言はとてもあたたかく、まるで自分を応援してくれているように感じました。


今、私はパートをする傍ら、ハンドメイドのウェブショップを運営しています。


自分らしく生きるために一歩踏み出す勇気をくれたフランクリンの名言を、これからも大切に胸にとどめておきたいと思います。



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