あなたはもし自分が生まれ変わったら、どんな自分になりたいですか?何がしたいでしょうか?
きっとほとんどの人がそんな妄想をしたことがあるのではないかと思います。
ここでは、皆さんのそんな妄想「転生したら叶えてみたい夢」をご紹介しています。
ただ夢を伺っただけではなく、それをどのようにして実現していくのかも一緒に考えていただきました。
今回は、生まれ変わったら高校教師になりたいという夢を持つこちらの方です。
高校教師になりたい理由とは?
私が高校教師になりたい理由は2つあります。
1つ目は高校時代、良い教師に巡り合えたから。
私は親の無い家庭だったのですが、高校1年生の時の担任の先生は、高校だけでなく大学進学時にも奨学金をもらえるように手配してくれました。
また辞書を使い込んでボロボロしていたら、新品の辞書をくれたり。大学合格時はプレゼントもいただきました。
担任になった時ならまだしも、2年生・3年生の時は担任から外れていたにもかかわらず良くしてもらったので、自分もそういう教師になれればと思いました。
2つ目は大学時代の後悔です。
きちんと講義を受けておけば教師の資格を取れたのに、遊びに熱中していてスルーしてしまったからです。
教師になろうと思えばなれていただけに、心残りが出来てしまったのです。
しっかりと目標を見据えた勉強を経て
では教師になる道ですが、教師になる為には大学の教育学部へ進学する必要がありますので、まず必要なのは勉強をしっかりしておくことだと思います。
今の人生では小学校から高校まで、漫画やゲーム三昧でした。
まずこれをやめます。
生まれ変わったらそういった事に脇目も振らず、しっかり勉強して、進学校へ通えるような学力をつけるよう努力します。
そして奨学金制度を利用しつつ国公立を目指し、経済的な問題で大学へ進学できないという事態にはならないようにするつもりです。
進学校へ入学してからが勉強の本番だと考え、高校時代も勉学に励みます。
出来れば親には無理を言っても塾へ通わせてもらいたいと思っています。
今世の成績から判断すると、塾等に通わず独学でも進学高に合格する事は出来そうですが、国公立の大学で教育学部となると独学では厳しそうに思います。
無事国公立大学の教育学部に進学したら、きちんと教師の免許を取れるように講義を組みます。
今世はこの点を意識していなかったのがダメでしたが、生まれ変わったのなら教員免許を取れるように手配します。
単位を取りつつ、教育実習もこなします。
受け持ちたい教科は日本史です。
お世話になった担任が日本史を担当していたということもあり、その影響を受けました。
こうして無事教員免許を取得したら、高校の採用試験を受験します。
できれば私の母校あたりを狙いたいのですが、公立だとどこに配属されるかわかりませんし、教師になれるならどこでも良いというスタンスで目指すことになるでしょう。
もし通っていた高校が私立だったら母校の方が受かりやすいと聞きますので、母校を受けるという感じです。
今世で受けた恩を次の世代へ
無事教師になれたら、恩師のように生徒の事をよく見て接したいと思います。
特に私のように親無し・母子・父子家庭の生徒は一般家庭と比べて経済的なハンデを背負っている事もあるでしょう。
そういった生徒とは話し合い、望むなら奨学金の手配をしてあげるぐらいの事はしたいと思っています。
自分が受けた恩を、次の世代につなぎ、返していきたいと思います。