あなたはもし自分が生まれ変わったら、と想像したことがありますか?
「もし自分が〇〇だったら!」などと思い描いた経験がある方も多いのではないでしょうか。
現在自分が置かれた状況はさておき、自由に夢を思い描くことで、自分が本当に求めていたことや、なりたい自分が見え、今世に活かしていけることもあるかも…?
ここからは、しばし皆さんの「転生したら叶えてみたい夢」をご紹介していきたいと思います。
叶ったらどうするかだけではなく、夢を叶えるまでの具体的なプロセスにまで落とし込んで考えていただきました。
皆さんも、「自分ならどうするかな?」「そんな発想があったのか!」などと一緒に楽しんでみてください。
高校野球の監督になって…
私は高校での3年間強豪野球部で甲子園を目指していました。
人間的に大きく成長できたのはこの3年間のおかげだと思っています。
そこで私は人生の恩師とも言える方と出会いました。
その方は私が所属していた硬式野球部の監督で、私が1番尊敬している人物です。
もし、生まれ変われるなら「高校野球の監督になり、選手を人間的に成長させてあげ、甲子園で優勝させる」ということが私の夢であり、目標です。
それを叶える為の過程を皆様に読んで頂き、これから夢を叶えていきたいという方の参考になれば嬉しく思います。
勝てるチームを作るためには、技術より人間力
「勝てるチームは、技術より人間力がある。」この言葉は、私の恩師が口を酸っぱくして言っていた言葉です。
日常生活がプレーそのものに出るということです。
挨拶をする、ゴミが落ちていたら拾う、勉強も手を抜かない。
強豪校にありがちな野球だけの生活では、甲子園では優勝できないということを身をもって経験できました。
監督はいつも言っていたのに、それができなかったのが私たちの学年でした。
私が監督になったら、挨拶・ゴミ拾い・授業態度は徹底してやらせたいと思います。
監督に必要な3つのこと
監督業として重要なことは主に3つあると考えます。
まず1つ目は、選手集めだと考えます。
優勝するにはそれなりの実力を持った選手が必要になってきます。
実力を持った選手を集めるためには、監督そのものに何かしらの魅力がないと集めることができません。
私自身の、人間力と熱心な性格を武器にして、選手を集めていきたいと考えます。
どれだけ遠い場所にいる選手であっても自ら出向き、私の気持ちを真っ直ぐ伝えたいと思います。
監督業として重要なこと2つ目は、指導力です。
指導力を上げるには多くの知識が必要になると思います。
監督自ら積極的に学ぶことが大切です。
そして、選手の特徴を見抜き、その選手がなりたい選手像に少しでも近づけるようにしてあげることがチームの実力アップに繋がると考えます。
これは社会に出ても一緒で、個人のレベルアップが、組織全体のレベルアップに繋がっていきます。
そして最後の3つ目は、選手の気持ちを聞く力だと思います。
ミスをした後も頭ごなしに怒るのではなく、なぜミスが起きたか、これからどのように改善していくのか。このような指導方法は、現代の若者にも合っていて、短所を消すのではなく、長所を伸ばすということが大切だと考えます。
以上3つが監督業に励むにあたって大切なことだと考えます。
結果よりも過程
正直なところ、これをやれば必ず甲子園に行けるということはありません。
もちろん運も必要です。
私は高校で甲子園には行くことはできませんでした。
しかし、甲子園を目指したその過程が今の原動力となっています。
努力する癖がついたと表現したほうがわかりやすいでしょうか。
「できた、できない」の結果より、「やった、やらない」の過程を大切にしてほしいと思います。
夢や目標に向かって努力することはとても美しいことです。
読んでくださった皆様の夢が叶うように心から願っています。