
将来、自分はあれになりたい、これになりたいというような夢の話をする時、そんな夢は叶うわけないと言われてしまうことがあります。
しかし、夢の実現の始まりは夢に向かって動き出すことから始まります。
動き出すことすらしていなければ、当然のことながら、叶うことはないでしょう。
それでは、夢を実現させるには、どのように実現に向け動く必要があるのでしょうか。
小さな目標の先にある大きな目標
一般的に夢を実現することができない人は、大きな目標、高い目標を掲げてしまう人であると言われています。
なぜ大きな目標がだめなのでしょうか。
大きな目標、高い目標は実現に時間がかかります。
時間がかかるというということは、そもそも実現が難しいということであり、実現までの間に予測不可能な事態が起こる可能性が高いです。
そのため、目標は実現までの道のりが自分の力でプランニングでき、かつ、簡単に軌道修正できるくらいのものが良いということになります。
海外で働く夢
私事ではありますが、私は学生時代、海外で働き、生活するという夢を持ちました。
何でも話せる友人にそのことを言うと、どうしても海外じゃなきゃダメなの?と言われました。
当時の私は海外の自由な雰囲気にただ憧れているだけで、そのぼんやりとした気持ちを指摘されたと思いました。
しかし、私の中でその答えは明確に「海外でなくてはダメ」でした。
このことをきっかけに私は奮起しました。
どうしたら夢を実現させられるか、真剣に考えるようになりました。
どうしたら良いのだろうと悩む過程で、大きな目標までの道を細分化させ、その小さな目標をひとつひとつ実現させていくことで、大きな夢を実現させるという方法を知りました。
そこで、私はそれを実践することにしました。
海外で働くために必要なことは何でしょうか。
まずは語学と職を得るために必要な専門知識が必要です。
気づけたからには暇さえあれば勉強しました。
海外での職は実力だけでなく、人とのつながりも必要と知れば、そちらにも全力で取り組みました。
ただし、どちらも一気に、自分が必要とするところにたどり着けたわけではありません。
語学や専門知識に関する資格は、すべて合格では通せたわけではなく、不合格の時もありました。
また、人とのつながりも、不愉快な思いをすることもありました。
その度に目標を軌道修正したり、内省したりして、次に生かしました。
もちろんそれもまた常に成功したわけではありません。
失敗は星の数ほどしました。
恥ずかしかったのはその時だけで、今となっては笑い話です。
ただ夢を実現した今では、順調に得られたものよりも、苦労して得たものの方が、のちの糧や戦力になっていると感じています。
夢の叶え方
夢を本当に実現したいのなら、達成可能な小さな目標を設定し、ブロックを積み重ねるように積み重ねましょう。
時に目標どころか、夢そのものを軌道修正する必要に迫られるかもしれませんが、あの時、挑戦しておけば良かったと思う人生より、挑戦したけれどダメだったと思う人生の方が豊かです。
大丈夫です。貴方も私もまだ頑張れます。