私は現在、IT系のスタートアップ企業のCEOとして会社を運営しています。
肩書だけみると華々しく見え、大きな目標を達成したように見えますが、ここまでには挫折や困難を経験しました。
スタートアップ
そもそも、起業のきっかけは、友人から声をかけてもらったことです。
IT系の知識に優れている友人が、何かの分野で起業することが夢だった私に「一緒に起業しないか」声をかけてくれ、わたしは二つ返事でOKしました。
その当初の目標は、社員100人以上の会社を作るというものでした。
会社を立ち上げてからは様々な苦労や挫折の連続でした。
事業のメインを何にするか、というところで悩み、私たちはスマホアプリを開発するということをメイン事業に据えました。
地道な営業活動
しかし、無名のスタートアップ企業に仕事など降ってくるわけでもなく、地道な営業活動が始まりました。
Twitterでいろいろな人脈をつくり、会社の偉い人たちに話を聞いてもらう日々が続きました。
中には、自分たちのことを悪く言う人や、だまそうとしてくる人たちもいて、危機に面したこともありました。
しかし、こつこつ活動を続ける中で、あるスポーツリーグのスマホアプリ開発を任せてもらえることになりました。
次の課題
喜んでいた矢先、次に直面した問題は、人です。
リソースが圧倒的に足りなかったのです。
そこで自分たちだけで開発する方向性から軌道修正をし、フリーランスの方と協力して開発を進めることにしました。
長期的にみれば、人を雇いリソースを確保していくことが重要です。
悩みましたが、スピード感を優先するということが先決でした。
これが功を奏し、スポーツリーグのアプリ開発は見事に成功しました。
これで図に乗った私たちは同じ組織体制でアプリ開発をその後も続けていました。
事業拡大へ
しかし、次は事業の拡大性という挫折に直面しました。
100人規模の会社にするという目標を達成するには、フリーランスの肩を雇う一時的な対応ではやっていけません。
そこで、自社で人を雇い、人勢育成を行う軌道修正をしました。
短期的には、受けられる開発が減り、利益は落ちますが、長期的な目線では人を増やすことは必須で、未来に向けた投資でした。
結果、今では100人以上のIT系スタートアップ企業として確立することができました。
一つの目標を達成するには挫折や困難はつきものだとおもいます。
私たちもそうでした。
しかし、その時に当初の理念や信念を思い返して、適切な方向に軌道修正することができれば、おのずといい結果が得られるはずです。