海外の大学進学に挫折したからこそ叶えられた留学の夢}

海外の大学進学に挫折したからこそ叶えられた留学の夢

2022.08.31 プレビューアイコン150

私には、純粋に「楽しそう」という思いから描いた夢を、一度「現実」とすり合わせ、そこから「着実な夢」に軌道修正して自分の思いを叶えた経験があります。


ふんわりとした気持ちだけの夢を、地に足を付けた目標にして叶えるにはどうすれば良いのか?私の体験にはそんな道すじを考える際のヒントがあるはずです。



英語圏で暮らす夢


高校生の頃、洋楽に夢中になったのをきっかけに「英語を話せるようになってアメリカやヨーロッパなどの英語圏で暮らしてみたい」あるいは「なんでもいいから、英語を使う仕事をしたい」という、漠然とした夢を抱くようになりました。


当時は単語やイディオム、スラングを覚えるのが楽しくて、映画を見ながらネイティブの発音を真似たり、とにかく英語に夢中でした。


そして、高校2年生のときに修学旅行でオーストラリアに行ったことで、「まずは海外の大学に行く」という目標をはっきりと持つようになりました。

気候も、街の雰囲気も、人も、日本とは全く違うオーストラリアに1週間いたことで、私はいつの間にか、アメリカより、ヨーロッパより、オーストラリアに住んでみたいという気持ちが強くなっていました。



周りの反対


周囲の反対


しかし勇気を出して両親や担任の先生に相談してみたところ、やはりと言うべきか、それはそれは凄い勢いで反対されてしまいました。

考えが甘い、などとかなりショックなことを言われてしまい、私の心は折れそうになりました。


しかし、一番ショックだったのは、仲の良いALTの先生に言われた言葉でした。


「夢を持つのはいいけれど、あなたは結局何をしたいの?英語が話せるようになりたいのか、英語を使った上で外国で勉強したいことがあるのか、後者と前者では全く違う。もっと自分の意志と目的をしっかり持つべき。」


それらの指摘は本当のことだったので、余計に心に響き、そこから私は色々な事を考えました。



ルート変更


何が好きで、何をしたくて、最終的にどうなりたいかを考えた結果、私は国内の大学に進学して国際教養学部で英語を更に勉強する選択をしました。


するとそこで長期の交換留学に行けることになり、今度こそ両親も怒ったり心配することなく、快く送り出してくれたのです。


結果として海外に長期間行く夢は叶い、今は英語を使って観光案内をする仕事や、副業として翻訳の仕事をしています。


もし海外の大学に進学することを反対されても軌道修正しなかったら、今頃は英語の勉強自体を挫折していたかもしれないので、当時叱ってくれたALTの先生にはとても感謝しています。


私のこの経験からも、もしふんわりとした憧れのような夢を持っているという方は、

どこに憧れているのか、実際は何がしたいのか、一度のその憧れの要素をしっかりと分析してみてはいかがでしょうか。

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