なかなか志望校が決まらなかった高3の夏、私は色々な学校のオープンキャンパスへ行き、とうとう心から「この学校に通いたい!」と思えるような大学に出会いました。
そこから私の目標大学合格への道のりが始まりました。
逆算して目標を設定する
志望校合格という目標を達成をするため、その日から本格的に受験勉強を始め、その学校の受験科目に絞って勉強を進めました。
しかし自分の学力と志望校のレベル差が大きく、模試の判定は「E」でした。
それを見た塾の先生が、私のために週間スケジュールを作って毎週渡してくださいました。
ただただそのスケジュールに愚直に従うように勉強を進めていき、繰り返し復習することで徐々に点数が伸びていきました。
しかしここで私は、ただ問題集を解いて終わり、では駄目だと気が付きました。
いつまでにどの範囲まで終わらせたいのか目標を定めて、そこから逆算して勉強の目標設定をたてるようにし、復習も交えてそのスケジュールの通りに進めることで、テストの点数も伸び、一問にかかる時間も短縮されました。
決めた目標通りに進められるのが理想ですが、受験のストレスで思うように勉強のできない日もあったため、週に1、2回、予備日としてスケジュールの空白を設けるなどして、目標管理をしていました。
受験直前期は志望校の過去問をひたすら解いて、復習し、時間配分にも慣らしていきました。
そして11月、志望校の公募推薦入試を受験しました。
推薦入試で学んだこと
推薦入試の結果は不合格。
結果を知った私は、人生でこれまでにないくらい大号泣しました。
しかし公募推薦入試はすべり止めとして受験する人が多く、私にはまだ一般入試で受験するチャンスがありました。
気持ちを切り替えて、一般入試の対策に入っていきました。
苦手科目の底上げ
公募試験で落ちた理由はなんだったのか、それは英語の点の低さです。
数学と英語の二科目受験だったのですが、私は数学が得意だったので、英語が多少悪くても、二科目の合計点でなんとか合格点には届いていました。
しかし当日のテストでは、数学が得点調整によって点を下げられた為、不合格という結果になってしまったのです。
推薦入試の失敗を踏まえ、一般受験の対策として、得意な科目で引っ張るだけではなく、苦手科目の底上げを行なうことにし、英語の勉強に時間を使う勉強計画を企てました。
英語のなかでも特に点を落としていた文法問題を、毎日20ページずつ、そして参考書を何周もできるように、計画的に目標を定め、これを2か月間毎日続けました。
すると自分でも驚くことに、入試過去問の文法問題が安定して正解率9割が出せるようになり、数学と肩を並べるほどの点数を取れるようになっていきました。
長い道のりの結果
そして1月の一般入試の結果は合格でした!
これらの経験を踏まえて、目標設定すること、また設定するだけでなく、何かトラブルが起きた時のことなども踏まえて常に目標管理を行ない続けることの重要性を実感しました。
これは受験を終えても、その後の人生で役に立っています。
このことに気づかせてくれた塾の先生や、目標達成のために支えてくれた家族には大変感謝しています。