難関国家試験である行政書士国家試験に合格するために、私が行なったことをご紹介します。
初めての受験
初めて受験した際には実力不足で一般常識の問題で足切りにあい、不合格になってしまいました。
今思えば当たり前です。初めての受験の時の自分は目標設定の仕方が甘すぎたのです。
スクールに通わずに本屋で売られている行政書士試験のテキストと過去問のみで学習し、案の定、1回目は実力がなく不合格になりました。
そこで、漠然と進めても目標は達成できないということに気づいたのです。
目標設定の仕方を間違うと、上手くいくものも上手くいかないと気づきました。
モチベーションの維持
それから翌年度の行政書士国家試験向け、具体的な目標を設定することにしました。
そしてその目標達成のために、目標管理を徹底的にしました。
目的を達成させるためには、目標設定の仕方と、そのための目標管理がとても大事になってきます。
この管理をしないとモチベーションを保つことが難しくなってしまいます。
行政書士国家試験の勉強をしていくと同時に仕事もしなくてはならず、うまく両立しないとどちらも中途半端になってしまいます。
私には、勉強に対するモチベーションを維持することがとても困難に感じられました。
1年目は、仕事が忙しい時、仕事なんだから仕方がない、と自分に言い訳をして勉強しない日もありました。
その反省をふまえ、2年目は目標達成のために、目標を徹底的に管理しようと考えました。
そのための方法として出した結論が、スクールに通うということでした。
スクールに通うメリット
スクールに通れば明確な勉強スケジュールを構築することができますし、分からないことがあっても講師に直接質問することができますので、勉強のフィードバックが容易となります。
それと定期的な問題演習や模試などを通じて、今の自分の実力を数値化することで、より目標達成に向けて対策がしやすくなります。
スクールは確かに高い費用負担でしたが、時は金なりという言葉があるように、何年も独学を続けていても、無駄に時間を浪費してしまいます。
そんな状況を避けるためにも、先行投資と思ってスクールに通うことに決めました。
目標を管理する上で、これはとても重要なことだったので、今考えるとスクールに通ったことはとても良かったと思っています。
またスクールに通うということは、それ以外の良い副作用がありました。
同じ資格試験を目指す仲間ができたのです。
辛い勉強であっても仲間同士で応援したり励まし合ったりしたので、モチベーションアップの維持ができました。
これも目標を管理する上で、結果的にとても大切なことだったと思います。
一人で黙々と勉強しているだけでは、時には息苦しさも感じてしまうこともあるでしょうし、一年目の自分がそうであったように、仕事の自分に言い訳をして勉強しないことも気っとあっただろうと思います。
目標達成をするためには、目標設定の仕方をしっかりと考えた上で、目標を管理するところからしないと、難しいと思いました。
その目標設定、管理がうまくいったので、2年目の行政書士国家試験の時には無事合格することができました。