組織として目標設定を行い、その目的達成を行うまでの目標管理、チェックを行う事は非常に重要なことです。
私は10人の部下を持つ組織責任者として目標達成を行うためのある程度のルールを設けています。
今日はそのルールやプロセスについてお話しさせていただきます。
目標達成のための手順とポイント
スパンは1年単位です。
まずは上位組織の目標設定を自らの組織に落とし込んだときに、どのような目標設定を行うべきか、ここでポイントは実力値よりも多少高めに設定することです。
そして、組織そのものの目標設定を行い、更にそれを個々の目標設定に落とし込んでいきます。
個人の目標管理は非常に重要です。自らの組織と同じく、実力値よりも多少高めの目標設定を行い、どのようなスキルアップをすれば、どのような業務推進を行えば、目標達成ができるのかを納得できるまで話し合うことが重要なのです。
実際に、組織力を高めるためには個々人のスキルアップを行うこと、そして個々人が目標を掲げて達成に向けて実行することが1番の近道です。
カギは個人のスキルアップと助け合い
結果的に、それぞれのメンバーがスキルアップをはからなければ、当初立てた目標を達成する事は非常に難しいと言えるでしょう。
そして、組織そのものの目標がどの程度達成できているのかを個人個人の働きに合わせて随時進捗共有を行い、場合によっては個人同士が助け合うことによって、その力を高め合うことも重要になってきます。
もちろんそれぞれの役割を果たすことが最低限のビジネスマンとしてのスキルと言えるでしょうが、自分だけの業務にとどまらず、いかに自分自身の視野を広げることができるか、少しずつでも経験していくことが重要だと言えると思います。
責任者の役割
組織責任者は単に部下を駒として扱うだけではその責任を果たしたとは言えません。私自身、個々人のスキルに合わせてどのような業務進捗にあるのかを把握することに努めることにしています。
そして定期的に面談を行います。その中で下記の項目を確認します。
- 目標に対してどのレベルまで達しているのか
- 目標を達成するためにどのような課題があるのか
- 目標を達成するためにはどのような手助けが要るのか
このようなサイクルをうまく作ることにより、組織としての目標達成を行うだけではなく人材育成もうまく行っていく。
これこそが組織責任者としての役割であり、そこにこそ組織責任者の面白さ、醍醐味があると言えるのではないでしょうか。
これで結果的に目標達成がなされ、組織としての評価がされる事は、本当に達成感にあふれ、嬉しいことです。